要点

  • Monday.com は世界 225,000 社以上が導入するプロジェクト管理ツールで、ノーコードの自動化機能により業務工数を最大 30% 削減できると報告されています
  • 料金は 1 ユーザーあたり月額 1,300 円(スタンダードプラン・年払い)から利用でき、3 名以下なら無料プランも選択可能です
  • SOC 2 Type II・GDPR 準拠のセキュリティ基準を満たしており、日本企業の情報セキュリティポリシーにも適合しやすい設計です

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この記事でわかること

  1. Monday.com の製品概要と日本企業に選ばれる理由
  2. 主要機能 5 つの特徴と企業での具体的な使い方
  3. 全料金プランの比較と最適なプラン選定の考え方
  4. Asana・Notion・Backlog など競合 5 製品との詳細比較
  5. 稟議書に記載できる ROI・セキュリティ・導入実績の根拠

Monday.com とは?企業に選ばれるプロジェクト管理ツール

Monday.com(マンデードットコム)は、イスラエル発のクラウド型ワークマネジメントプラットフォームです。2012 年の創業以来、世界 200 か国以上で 225,000 社を超える企業に採用されており、2025 年には年間経常収益(ARR)が 10 億ドルを突破したと発表されています。

最大の特徴は、プログラミング不要(ノーコード)でプロジェクト管理・タスク管理・CRM・ナレッジ管理などを一元化できる点です。日本語 UI に対応しており、直感的なドラッグ&ドロップ操作でボードを構築できるため、IT 部門だけでなく営業・総務・マーケティングなど非技術部門でも導入がスムーズに進みます。

特に日本の中小〜中堅企業にとっては、Excel・スプレッドシートによる属人的な管理からの脱却手段として注目されています。Slack・Microsoft Teams・Google Workspace との連携機能も豊富で、既存の業務環境を大きく変えずに導入できる点が評価されています。


Monday.com の主要機能・特徴

ノーコード自動化(Automations)で繰り返し業務を削減

Monday.com の自動化機能では、「ステータスが完了に変わったら担当者に通知する」「期限 3 日前にリマインダーを送る」といったルールを、コードを書かずに設定できます。テンプレートが 200 種類以上用意されており、設定にかかる時間は平均 5 分程度です。公式の調査では、自動化機能の活用により週あたりの反復業務を約 30% 削減できたという報告があります。

多彩なビュー切り替えでチーム全体の進捗を可視化

ボードビュー・ガントチャート・カンバン・カレンダー・タイムラインなど 10 種類以上のビューを切り替えて使用できます。経営層はダッシュボードで全社の進捗を俯瞰し、現場担当者はカンバンで自分のタスクに集中するといった、役職に応じた情報表示が可能です。

外部ツール連携(インテグレーション)が 200 以上

Slack・Microsoft Teams・Google Drive・Salesforce・Zoom・Jira など 200 以上のツールと連携できます。API も公開されており、自社の基幹システムやカスタムツールとの接続も実現可能です。情報の二重入力を排除し、ツール間のデータサイロ化を防ぎます。

エンタープライズ級のセキュリティ基準

SOC 2 Type II 認証を取得しており、GDPR(EU 一般データ保護規則)にも準拠しています。データは AWS 上で暗号化(AES-256)して保管され、二要素認証(2FA)・SAML ベースの SSO(シングルサインオン)・IP アドレス制限・監査ログなど、日本企業の情報セキュリティポリシーに必要な機能が揃っています。

日本語対応とサポート体制

UI は日本語に対応しており、ヘルプセンターの主要ドキュメントも日本語で閲覧可能です。有料プランではメール・チャットによるサポートが提供され、エンタープライズプランでは専任のカスタマーサクセスマネージャーが割り当てられます。


Monday.com の料金プラン

Monday.com は 5 つのプランを提供しています。以下は 2026 年 3 月時点の年払い料金です(月払いの場合は約 20% 割高になります)。

プラン 月額料金(1 ユーザー・年払い) 最低ユーザー数 主な機能
Free 0 円 1 名 最大 3 名・ボード 3 枚・200 以上のテンプレート
Basic 1,100 円 3 名 無制限ボード・5 GB ストレージ・閲覧者無制限
Standard 1,300 円 3 名 タイムライン・ガントビュー・自動化 250 回/月・連携 250 回/月
Pro 2,200 円 3 名 時間追跡・数式列・自動化 25,000 回/月・連携 25,000 回/月
Enterprise 要問い合わせ 3 名 SSO・監査ログ・高度なセキュリティ・専任 CSM

ポイント: 10 名規模のチームでスタンダードプランを利用した場合、月額 13,000 円(年払い)です。Excel 管理からの移行による工数削減効果と合わせて ROI を試算すると、稟議書の説得力が高まります。

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競合プロジェクト管理ツールとの比較

Monday.com を検討する際に比較されることが多い 5 製品との機能・料金比較を以下にまとめます。

比較項目 Monday.com Asana Notion Backlog ClickUp Trello
月額料金(1 ユーザー・年払い) 1,300 円〜 1,200 円〜 1,650 円〜(プラス) 2,970 円〜(スタンダード) 無料〜 無料〜
無料プラン ○(3 名まで) ○(10 名まで) ○(制限あり) ×(30 日トライアル)
日本語 UI ○(国産) △(一部未対応)
ガントチャート ○(Standard 以上) ○(有料) △(外部連携) ×(Power-Up 必要)
ノーコード自動化 ○(250 回〜/月) ○(有料プラン) △(限定的) × △(Butler)
外部連携数 200 以上 200 以上 100 以上 30 以上 1,000 以上 200 以上(Power-Up)
SOC 2 認証
日本語サポート ○(メール・チャット) △(英語中心) △(英語中心) ○(電話・メール) △(英語中心) △(英語中心)
導入企業数 225,000 社以上 160,000 社以上 非公開 14,000 社以上 800,000 チーム以上 非公開

比較のポイント: 日本語サポートの手厚さでは国産の Backlog が優れていますが、自動化機能の充実度とコストパフォーマンスでは Monday.com が優位です。Notion はドキュメント管理に強い一方、大規模プロジェクトの進捗管理機能は Monday.com の方が充実しています。

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Monday.com のメリット・デメリット

メリット

  • 直感的な操作性: ドラッグ&ドロップで誰でもボードを構築でき、IT リテラシーの低い部門でも定着率が高い傾向にあります
  • 自動化による工数削減: ノーコードの自動化テンプレートが 200 種類以上あり、反復業務を大幅に削減できます
  • 豊富な連携先: Slack・Teams・Google Workspace など既存ツールとの連携がスムーズで、導入コストを抑えられます
  • スケーラビリティ: 3 名の小規模チームから数千名の全社導入まで、同一プラットフォームで拡張できます
  • セキュリティ認証: SOC 2 Type II・GDPR 準拠で、日本企業のセキュリティ要件を満たしやすい設計です

デメリット

  • 最低 3 名からの課金: Basic 以上のプランは最低 3 ユーザーからの契約が必要で、1〜2 名での有料利用は割高になります
  • 高度な機能はプロプラン以上: 時間追跡・数式列などの高度な機能は Pro プラン(月額 2,200 円/人)以上が必要です
  • 日本語サポートの応答速度: 日本語サポートは提供されていますが、英語と比較すると応答に時間がかかる場合があります

こんな企業・ユーザーにおすすめ

10〜50 名規模の成長中のスタートアップ・中小企業

Excel やスプレッドシートでの進捗管理に限界を感じている企業に最適です。スタンダードプランであれば 1 人あたり月額 1,300 円で、ガントチャート・自動化・連携機能をすべて利用できます。

複数部門横断のプロジェクトを管理する中堅企業

営業・マーケティング・開発など複数部門が関わるプロジェクトで、進捗の可視化とコミュニケーションの効率化を実現したい企業に適しています。ダッシュボード機能で経営層への報告も容易になります。

セキュリティ要件が厳格な企業

金融・医療・公共分野など、厳格なセキュリティ基準を求められる企業でも、エンタープライズプランの SSO・監査ログ・IP 制限機能で対応可能です。SOC 2 Type II 認証はセキュリティ監査の際にも有効な根拠となります。


稟議書に使えるポイント

  1. コスト対効果: スタンダードプランは 1 ユーザーあたり月額 1,300 円(年払い)。10 名チームで月額 13,000 円の投資に対し、自動化機能による反復業務の削減(公式発表では週あたり最大 30%)で、人件費換算の ROI が見込めます
  2. セキュリティ・コンプライアンス: SOC 2 Type II 認証・GDPR 準拠・AES-256 暗号化・二要素認証対応。ISMS(ISO 27001)取得企業のセキュリティポリシーとの整合性を確保しやすい仕様です
  3. 導入実績と信頼性: 世界 225,000 社以上が導入(2025 年時点)。NASDAQ 上場企業(ティッカー: MNDY)であり、事業継続性・財務健全性の観点からもベンダーリスクが低いと評価できます

よくある質問

Monday.com の無料プランはどこまで使えますか?

Monday.com の無料プラン(Free プラン)は最大 3 名まで利用可能で、ボード 3 枚・200 以上のテンプレートが利用できます。小規模なタスク管理やツールの試用には十分ですが、ガントチャート・自動化・外部ツール連携は有料プランからの機能となります。まずは無料プランで操作感を確認し、チーム規模の拡大や機能のニーズに応じてスタンダードプランへの移行を検討するのが一般的です。

Monday.com は日本語に対応していますか?

はい、Monday.com は UI(ユーザーインターフェース)が日本語に対応しています。ボードの操作画面・設定画面・通知などが日本語で表示されるため、英語が苦手なメンバーでも問題なく利用できます。ヘルプセンターの主要記事も日本語化されており、有料プランではメール・チャットでの日本語サポートも提供されています。

Monday.com と Asana はどちらが企業導入に向いていますか?

両製品とも企業導入に十分な機能を備えていますが、選択のポイントは「自動化の充実度」と「日本語サポート」です。Monday.com は無料テンプレートが 200 種類以上ある自動化機能が強みで、日本語サポートも提供されています。一方、Asana は無料プランで 10 名まで利用できる点が魅力です。10 名以上のチームでノーコード自動化を重視するなら Monday.com、少人数チームでまず無料から始めたいなら Asana がおすすめです。

Monday.com のセキュリティは企業利用に十分ですか?

Monday.com は SOC 2 Type II 認証を取得しており、GDPR にも準拠しています。データは AWS のインフラ上で AES-256 方式により暗号化され、二要素認証(2FA)・SAML ベースの SSO・IP アドレス制限・監査ログなどのセキュリティ機能を提供しています。エンタープライズプランでは HIPAA 対応も可能で、日本企業の ISMS や情報セキュリティポリシーの要件を満たしやすい構成です。

Monday.com の導入にどれくらい時間がかかりますか?

基本的なボードの作成とチームメンバーの招待は 30 分以内で完了できます。テンプレートを活用すれば、プロジェクト管理・タスク管理・CRM などの用途別ボードをすぐに構築可能です。全社展開の場合でも、段階的なロールアウト(部門単位での導入)を行えば 2〜4 週間程度で運用を開始できるケースが一般的です。


まとめ

Monday.com は、直感的な操作性・充実した自動化機能・エンタープライズ級のセキュリティを兼ね備えたプロジェクト管理プラットフォームです。スタンダードプランで 1 ユーザーあたり月額 1,300 円(年払い)からという価格設定は、日本の中小〜中堅企業にとってコストパフォーマンスの高い選択肢といえます。

特に、Excel 管理からの脱却を目指す企業や、複数部門横断でプロジェクトの可視化を進めたい企業にとって、導入効果を実感しやすいツールです。SOC 2 Type II 認証・GDPR 準拠のセキュリティ基準は、稟議書におけるベンダー選定の根拠としても有効です。

まずは無料プランまたは 14 日間のトライアルで操作感を確認し、自社の業務フローに合うかを検証することをおすすめします。

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※ 本記事に掲載している料金・機能は 2026 年 3 月時点の情報に基づいています。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

この記事の根拠
  • Monday.com 公式サイト(https://try.monday.com/3lc6w76kudr2/) — 料金プラン・機能仕様・セキュリティ認証情報(参照: 2026年3月)
  • Monday.com Trust Center(https://try.monday.com/3lc6w76kudr2/trust) — SOC 2 Type II・GDPR 準拠・暗号化仕様の詳細(参照: 2026年3月)
  • Monday.com 2025 年度決算報告(NASDAQ: MNDY) — ARR・導入企業数に関する公開情報(参照: 2026年3月)