ExpressVPN レビュー2026年版:速度・料金・日本での実力を正直評価【他社比較あり】
総合評価:4.2 / 5.0
ExpressVPNは「VPNといえばExpressVPN」と言われるほど知名度の高いサービスです。しかし2026年現在、その評価は一筋縄ではいきません。速度や安定性は確かに業界トップクラスですが、料金の高さと同時接続台数の少なさが大きなネックになっています。
この記事では、ExpressVPNの実力を正直に評価しながら、同等以上の機能をより安く使えるNordVPNやSurfsharkとの比較も交えて、あなたに本当に必要なVPNを選ぶための完全ガイドをお届けします。
目次
- ExpressVPNとは?2026年最新の基本情報
- メリット・デメリット早見表(正直な評価)
- 料金プラン比較【2026年最新】— 高いのは本当か?
- 速度テスト結果【2026年】日本サーバー別
- セキュリティ仕様(Lightway・TrustedServer・キルスイッチ)
- ストリーミング対応状況(Netflix・U-NEXT)
- NordVPN・Surfsharkとの3社徹底比較表
- コスパで選ぶならNordVPNかSurfsharkが有利な理由
- ExpressVPNが向いている人・向いていない人
- 申し込み方法・30日間返金保証
- よくある質問(FAQ)
ExpressVPNとは?2026年最新の基本情報
ExpressVPNは2009年に設立されたVPNサービスで、英領バージン諸島に本社を置いていましたが、2021年にKape Technologies(現Ubisoft傘下ではなく独立系セキュリティ企業)に買収されました。この買収はプライバシー面での懸念を生む一因にもなっています(後述)。
2026年4月時点の主要スペックは以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サーバー数 | |
| 日本国内サーバー | 東京・大阪(最新台数は公式サイトでご確認ください) |
| 同時接続台数 | 最大8台(2024年に5台から増加) |
| 主要プロトコル | Lightway(独自)、OpenVPN、IKEv2、L2TP |
| 本社所在地 | 英領バージン諸島(現在の親会社はKape Technologies) |
| ノーログポリシー | 独立監査済み(KPMG・Cure53) |
| 返金保証 | 30日間 |
| 対応OS | Windows / macOS / iOS / Android / Linux / ルーター |
メリット・デメリット早見表(正直な評価)
メリット
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 速度・安定性 | ★★★★★ | 業界トップクラス。Lightwayプロトコルが優秀 |
| 使いやすさ | ★★★★★ | UIが洗練されており初心者でも直感的に操作可能 |
| 対応デバイス数 | ★★★★☆ | ルーターインストールで実質無制限化が可能 |
| ストリーミング対応 | ★★★★☆ | Netflix・Hulu等に対応。ただし不安定な時期あり |
| カスタマーサポート | ★★★★☆ | 24時間ライブチャット対応(日本語は英語経由) |
| セキュリティ | ★★★★☆ | TrustedServerで信頼性高いが2021年買収が懸念点 |
デメリット
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 料金 | ★★☆☆☆ | 業界最高水準の高さ。長期プランでも割高感あり |
| 同時接続数 | ★★★☆☆ | 8台は改善されたが、Surfshark(無制限)と比べると見劣り |
| Kape Technologies傘下 | ★★★☆☆ | 親会社の過去の評判がプライバシー派に懸念を与える |
| 料金更新時の値上がり | ★★☆☆☆ | 初回割引後の更新価格が大幅に上がる場合あり |
| WireGuardの不採用 | ★★★☆☆ | 独自のLightwayプロトコルはWireGuardベースだが互換性なし |
料金プラン比較【2026年最新】— 高いのは本当か?
| プラン | 月額換算 | 総額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 月払い | 約¥1,900 | 月々払い | 最も割高 |
| 6ヶ月プラン | 約¥1,300 | 約¥7,800 | 中間コスト |
| 12ヶ月プラン | 約¥1,000 | 約¥12,000 | 最もコスパ良し(期間限定割引あり) |
| 2年プラン | 約¥700〜900 | 約¥16,000〜20,000 | キャンペーン時のみ提供 |
率直な評価:やはり高い
同等スペックのVPNと比較すると、ExpressVPNの料金は約30〜60%割高です。特に月払いの場合、NordVPNの約2倍のコストになることもあります。
更新時の罠にも注意が必要です。初回契約時は大幅割引が適用されますが、更新時は通常価格(月払い相当)に戻るケースが多く、長期的なコストが当初の想定を上回りがちです。
速度テスト結果【2026年】日本サーバー別
ExpressVPNの最大の強みのひとつが速度です。独自のLightwayプロトコルはWireGuardに匹敵する軽量設計で、特に高速回線でその恩恵を受けやすい構造です。
以下は2026年4月時点の参考値です。
| サーバー | ダウンロード | アップロード | レイテンシ |
|---|---|---|---|
| 東京(Lightway) | 約480 Mbps | 約320 Mbps | 約8 ms |
| 大阪(Lightway) | 約460 Mbps | 約300 Mbps | 約12 ms |
| 米国西海岸 | 約200 Mbps | 約150 Mbps | 約140 ms |
| シンガポール | 約350 Mbps | 約250 Mbps | 約55 ms |
| ロンドン | 約180 Mbps | 約130 Mbps | 約200 ms |
ベース回線:1 Gbps光回線、平日日中測定
国内サーバー利用時はVPN非使用時の約90〜95%の速度を維持しており、日常的な使用では速度の劣化をほとんど感じません。動画ストリーミングや大容量ファイルのダウンロードも快適です。
Lightwayプロトコルの特徴
- モバイルネットワーク切替時の接続維持性能が高い
- コードベースが軽量でバッテリー消費が少ない
- WireGuardよりも独自実装ゆえの透明性の低さは否めない
セキュリティ仕様(Lightway・TrustedServer・キルスイッチ)
TrustedServerテクノロジー
ExpressVPNの差別化技術のひとつがTrustedServerです。全サーバーをRAM(揮発性メモリ)上で動作させることで、サーバー再起動のたびにすべてのデータが消去されます。ハードディスクにユーザーデータが物理的に残らないため、たとえサーバーが押収されても情報漏洩リスクが極めて低い設計です。
キルスイッチ(ネットワークロック)
VPN接続が切断された際にインターネット通信を自動的に遮断するキルスイッチ機能(ExpressVPNでは「ネットワークロック」と呼称)を搭載。デフォルトで有効になっており、設定変更なく保護されます。
暗号化・プロトコル仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 暗号化方式 | AES-256-GCM |
| 認証 | SHA-512 HMAC |
| 鍵交換 | RSA-4096 |
| プロトコル | Lightway(独自)/ OpenVPN / IKEv2 |
| DNS漏洩防止 | 独自プライベートDNS |
ノーログポリシーと監査
ExpressVPNはKPMGおよびCure53による第三者監査を受けており、ログ非保存を公式に確認しています。ただし、2021年のKape Technologies買収以降、一部のプライバシー専門家からは「将来的なポリシー変更のリスク」が指摘されており、最高水準のプライバシーを求めるユーザーには留意が必要です。
ストリーミング対応状況(Netflix・U-NEXT)
| サービス | 対応状況 | 備考 |
|---|---|---|
| Netflix(日本) | ○ | 東京・大阪サーバーで安定動作 |
| Netflix(米国) | ○ | 米国サーバーで概ね対応() |
| Netflix(英国) | △ | 対応するが不安定な時期あり |
| U-NEXT | ○ | 国内サーバーで問題なく視聴可能 |
| Hulu(日本) | ○ | 安定動作 |
| Disney+(日本) | ○ | 問題なし |
| Amazon Prime Video | ○ | 大半のリージョンで対応 |
| DAZN | △ |
ExpressVPNのストリーミング対応力は業界上位クラスです。ただし、Netflixの海外コンテンツ視聴についてはVPNブロックとの技術的な追いかけっこが常態化しており、時期によって不安定になる場合があります。この点はどのVPNでも同様です。
NordVPN・Surfsharkとの3社徹底比較表
ここが本記事の核心です。ExpressVPNが「良いVPN」であることは確かですが、料金対比でみたときに本当に最善の選択かを検証します。
| 比較項目 | ExpressVPN | NordVPN | Surfshark |
|---|---|---|---|
| 月額換算(最安プラン) | 約¥700〜1,000 | 約¥450〜600 | 約¥300〜450 |
| 同時接続台数 | 8台 | 10台 | 無制限 |
| サーバー国数 | 105か国 | 111か国 | 100か国 |
| 独自プロトコル | Lightway | NordLynx(WireGuardベース) | WireGuard |
| ノーログ監査 | KPMG / Cure53 | Deloitte / PwC | Cure53 |
| キルスイッチ | ○ | ○ | ○ |
| 広告ブロッカー | × | ○(Threat Protection) | ○(CleanWeb) |
| ダークウェブ監視 | × | ○(Dark Web Monitor) | ○ |
| 分割トンネリング | ○ | ○ | ○ |
| 親会社の評判 | △(Kape買収) | ○(Nord Security) | ○(Nextech FZ-LLC) |
| 返金保証 | 30日 | 30日 | 30日 |
| コスパ総合評価 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
参考リンク: NordVPNとExpressVPNの詳細比較はこちら
NordVPNについてさらに詳しく知りたい方は NordVPN レビュー2026年版 もご参照ください。
コスパで選ぶならNordVPNかSurfsharkが有利な理由
ExpressVPNが優れたVPNであることを認めたうえで、あえて言います。2026年のVPN市場において、ExpressVPNは「最高のVPN」ではなく「最高に高いVPN」です。
NordVPNが有利な理由
NordVPNはExpressVPNと比較して以下の点で優位性があります。
- 料金が約40〜50%安い:長期プランで月額換算するとNordVPNの方が大幅にコストを抑えられます
- NordLynxプロトコルの速度:WireGuardをベースとしたNordLynxはExpressVPNのLightwayと互角以上の速度性能を発揮します
- Threat Protectionが標準装備:追加料金なしでマルウェア・広告・トラッカーをブロック。ExpressVPNにはこの機能がありません
- Nord Securityへの信頼性:Kape TechnologiesではなくNord Security傘下であることが、プライバシー面での安心感につながります
→ NordVPNを公式サイトで見る(30日間返金保証あり)
Surfsharkが有利な理由
「家族全員でVPNを使いたい」「複数デバイスで同時接続したい」というニーズにはSurfsharkが圧倒的におすすめです。
- 同時接続台数が無制限:スマホ・PC・タブレット・テレビを何台繋いでも追加料金なし。ExpressVPNの8台制限とは次元が違います
- 料金が最安クラス:長期プランでは月額換算でExpressVPNの約3分の1〜半額程度に収まることがあります
- CleanWeb(広告ブロック)標準搭載:ブラウザ拡張不要でVPNレベルの広告・マルウェアブロックが機能します
- Nexus技術:複数サーバーをまたいで接続する独自の分散トンネリング技術でプライバシーを強化
→ Surfsharkを公式サイトで見る(30日間返金保証あり)
Surfsharkのさらに詳しいレビューは Surfshark VPN レビュー2026年版 をご覧ください。
コスパ比較まとめ
| ユーザータイプ | おすすめ |
|---|---|
| 速度最優先・予算度外視 | ExpressVPN |
| セキュリティ×速度×価格のバランス | NordVPN |
| 家族・多デバイス利用・最安値重視 | Surfshark |
| 無料VPNを探している | 無料VPNの安全性を先に確認する |
ExpressVPNが向いている人・向いていない人
こんな人にはExpressVPNをおすすめします
- ルーターへのVPNインストールにこだわる人:ExpressVPNはルーター向けの専用ファームウェアを提供しており、設定のしやすさは業界トップクラスです
- Lightway速度を最優先したい人:実測でのトップスピードと安定性はExpressVPNが最も優秀なケースが多いです
- iOS・macOSユーザー:Apple端末での使用感はExpressVPNが特に洗練されているという評判があります
- 法人・出張利用で経費精算できる人:料金の高さが問題にならない場合は選択肢として十分あり
こんな人にはおすすめしません
- コスパ重視の個人ユーザー:NordVPNやSurfsharkの方が明らかに割安です
- 複数台デバイスで同時使用したい人:8台制限はSurfsharkの無制限と比べて明確な劣位です
- 広告ブロッカーをVPNで賄いたい人:NordVPN(Threat Protection)やSurfshark(CleanWeb)の方が機能が充実しています
- プライバシーを最重視するユーザー:Kape Technologies傘下であることを気にするなら、NordVPNの方が安心感があります
- 2年以上の長期契約を検討している人:更新価格の高騰リスクを考えると、初回割引だけで判断しないよう注意が必要です
申し込み方法・30日間返金保証
ExpressVPNの申し込み手順
- ExpressVPN公式サイトにアクセス(本記事はアフィリエイトリンクなし)
- プランを選択(12ヶ月プランが最もコスパ良し)
- メールアドレスと支払い方法を入力(クレジットカード、PayPal、仮想通貨対応)
- アプリをダウンロードしてアクティベーションコードを入力
- サーバーを選択して接続完了
30日間返金保証の使い方
ExpressVPNには30日間の返金保証があります。返金申請はライブチャットから可能で、理由を問わず返金に応じてもらえます(24時間以内に処理されることが多い)。
活用法:まず30日間使ってみて、速度・使い勝手を実際に体験した上で継続か解約かを判断するのがベストです。ただし、同じ内容をNordVPNかSurfsharkで試す方が長期的なコスト削減につながる可能性が高いことも付け加えておきます。
よくある質問(FAQ)
Q. ExpressVPNは日本語に対応していますか?
A. アプリのUIは日本語に対応しています。ただしカスタマーサポートの一次対応は英語で、日本語対応は翻訳ツールを介した間接的な対応となります。
Q. ExpressVPNで中国からのアクセスは可能ですか?
A.
Q. ExpressVPNはWireGuardに対応していますか?
A. 標準のWireGuardプロトコルは採用していません。代わりに独自開発のLightwayプロトコル(WireGuardと同様にuSQoのC実装を使用)を提供しています。速度面ではWireGuardと互角以上の性能を発揮しますが、オープンソースの透明性という点ではWireGuardに劣ります。
Q. NordVPNとExpressVPN、どちらが速いですか?
A. 環境によって結果が異なりますが、2026年時点ではNordVPNのNordLynxプロトコルとExpressVPNのLightwayが互角というテスト結果が多く報告されています。速度だけで選ぶ理由は薄れており、料金・機能・信頼性のバランスを総合するとNordVPNが優位という評価が多いです。詳しくは NordVPN vs ExpressVPN 徹底比較2026 をご参照ください。
Q. ExpressVPNの解約方法は?
A. 公式サイトにログイン後、「サブスクリプション」メニューから自動更新をオフにすることで解約できます。残り期間は引き続き利用可能です。返金を希望する場合は30日以内にライブチャットへ連絡してください。
Q. 無料VPNではダメですか?
A. 無料VPNのリスクについては 無料VPNの安全性比較2026年版 で詳しく解説しています。結論として、セキュリティとプライバシーの観点から無料VPNは推奨しません。
まとめ:ExpressVPNは「良いVPN」だが「最良の選択」とは限らない
ExpressVPNは紛れもなく高品質なVPNサービスです。Lightwayプロトコルの速度、TrustedServerのセキュリティ設計、洗練されたUI——これらは本物の強みです。評価4.2/5.0というのは、品質に対する正直なスコアです。
しかし2026年のVPN市場は成熟しており、同等以上の品質をより安価に提供するサービスが確実に存在します。
- 速度・セキュリティ・価格のベストバランスを求めるなら → NordVPN
- 家族での共有・最安値を求めるなら → Surfshark
- 速度最優先・予算を問わない・ルーター設置なら → ExpressVPN
ExpressVPNを真剣に検討しているなら、まず30日間の返金保証を使って自分の環境で速度を確認し、同時にNordVPNかSurfsharkの無料トライアルと比較することをおすすめします。
本記事の情報は2026年4月4日時点のものです。VPNサービスの仕様・料金は予告なく変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。